カントリーミュージックのシンガーソングライター。そしてレコーディングエンジニアとしても長年のキャリアを持つRay Kennedy 氏は現在、US NashvilleにあるMontgomery Bell Academyでエンジニアを夢見る学生に教鞭を振っています。
彼が受け持つのは新設されたばかりの ”Recording Classroom/Lab“。ここではFocusriteのDANTEソリューション RedNetシリーズが活躍しています。
ラボで使用されているのは『RedNet A16R』『RedNet MP8R』『RedNet AM2』の3種類。
この教室は1000席の広さを誇る音楽堂の下に作られており、その音楽堂と教室、各人のMac、隣室のレコーディングルームがDanteネットワークでつながっています。このシステムでは生徒たちは個々に、ネットワーク上の音をPro Toolsで編集/ミックスすることが可能です。Ray Kennedy 氏は「RedNetのおかげで学生たちと私は双方向の環境にあり、クラス全体と個人のそれぞれをモニターすることができます。このことで私たちは関わり合いを深めることができています。」とこのシステムによる未来型の教室に満足しているようです。
教室の運営について考えたとしても、従来のアナログシステムと比べて非常にシンプルなワイヤリングで済み、ソフトウェアによるルーティング管理で授業ごとに起こる結線作業も省略化。ケーブルの引き回しによる音質劣化もありません。
Focusrite RedNetシリーズの柔軟性や拡張性が、変化し続けるエデュケーションの授業をサポートしています。PAやカンファレンスから広まっていった日本のDanteシーンも今後はこの事例のようにエデュケーション分野でも発展していくことでしょう。
Focusrite RedNet at Montgomery Bell Academy
https://global.focusrite.com/news/focusrite-rednet-at-montgomery-bell-academy