バークリー音楽院は2019年秋から、Electronic Digital Instrument(EDI)を専攻楽器として選択できることを発表しました。
ここで定義されているEDIとは、次の3つのシステムです。
1 コンピューティングデバイス
2 ユーザーが設定したソフトウェア
3 パフォーマンスコントローラー
バークリー音楽院の公式HPによると、「電子音楽は世界中で着実に増加しており、2021年には90億ドルの価値があると考えられます。EDIに使用されるハードウェアやソフトウェアは年々増加し、2021年まで年間9%以上の成長が見込まれています。EDIで音楽を演奏することは現代のパフォーマンスを発展させる自然な進歩です。」ということで、今後の成長分野としての期待の高さが伺えます。
EDIを選択した生徒が受講できるコースの一例としては次のようなものがあります。
・ensemble courses
ENEL-221:Electronic Improvisation
ENEL-403:Techno/Rave Ensemble
ENEL-404:Turntable Ensemble
ENRB-405:Techno/DJ Sampling Ensemble
ENRB-403:Hip-Hop Ensemble
ENPN-261:Synth Techniques for Live Performance Ensemble
ENFF-326:Improvisation on 21st-Century Grooves
・instrumental courses
ILEN-333:Turntable Technique
ISEL-111:Performance Controller Studies
ISEL-P112:Grid Controller Studies
伝統あるバークリー音楽院にて一つの楽器として電子デジタル機器を学ぶことができるのは、大変魅力的ですね。興味のある方は、ぜひ本国サイトに詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか?
バークリー音楽院
https://www.berklee.edu/electronic-digital-instrument-principal
Writer.Miyazaki