大盛況のうちに幕を閉じたAES2018。そのApogeeブースでEnsembleとElementシリーズのプラグインシステムFX Rackに、新たなプラグインとしてPultecスタイルのヴィンテージEQ「EQP-1A」とオプトタイプのヴィンテージコンプレッサー・リミッター「Opto-3A」の追加が発表されました。
AES2018 Apogeeブースのレポートはこちら!
https://www.miroc.co.jp/report/aes2018-day1-apogee/
特に「EQP-1A」は、唯一そして初のPultec社のオフィシャルプラグインです。Pultec社に事前に開発許可を得てから開発がスタートしてプラグイン自体は全てApogeeが作っていますが、開発途中で何度もPultec社がサウンドチェックを行っています。またプラグインのインサート数は、PultecスタイルのEQP-1Aなら40本インサート可能です。
新たに追加されたこの2種類と、すでに発表されているモダン・ダイナミック・プロセッサー「ModComp」と7バンド・モダンEQ「ModEQ 6」を合わせた4種のプラグインが、年内はEnsembleとElementシリーズに無償で付属します!プラグインの通常価格はEQP-1Aが$199、Opto-3Aが$99、ModEQ 6とModCompが$149です。総額$596(バンドルは$449)なので、無償付属はかなりバリューが高いです!
Ensemble・Element 24・Element 46・Element 88のハードごとにはプラグインの処理能力の差はないので、プラグイン処理能力ではなく純粋に入出力数などでハードを選ぶことができます。FX Rackの登場でElement24は、今がお買い得といえますね!