SUPERBOOTH16に出展が決まっているブランドをどしどしご紹介していきます!
NONLINEAR LABSはNative Instrumentsの創設者での一人でありReakotorの生みの親、Stephan Schmitt氏が率いるメーカー。
Stephan Schmitt氏がNative Instrumentsで手がけたプログラムはSpark、Prism、Skanner、そしてKONTOURどれも非常にユニーク。昨年発表されたC15はYAMAHA DX-7に深い影響を受けながら周波数変調ではなく位相変調を追求し続けるStephan Schmitt氏が生み出したフェイズモジュレーション・シンセサイザーです。
基本的な発音構造はサイン波のオシレーター2基とサインシェイパー2つから成り、2オペのFMシンセを彷彿とさせるものとなっています。
ホームページによると、まず元になったのがPhase22と呼ばれるReaktorで組み上げられたプログラムで、これを発展させたのがKONTOURになります。
そしてそのKONTOURと非常に近い構造を持ちハードウェア化されたのがこのC15になります!
C15は基本的にはハードウェアシンセサイザーですが、そのパラメーターやプリセットをコンピューターやモバイルデバイスに視覚化させることができます。その際特別なアプリやソフトウェアは必要なく、Wi-Fi接続しブラウザベースでコントールすることが出来ます。
開発者サイドではプレイヤーがキーボードで演奏中に別のサウンドエンジニアが端末からパラメターをリアルタイムに変化させる等のユニークな使い方が想定されているようです!
NONLINEAR LABSのホームページには豊富なサウンドサンプルやStephan Schmitt氏の開発理念が惜しげもなく公開されています。ぜひチェックして見て下さい!