WAVES LV1ライブミキシングコンソール向けに、ユーザーが待ちに待った完全対応フィジカルコントローラーを発表しました。もちろん最新のVersion 11に対応です!
その名はWAVES FIT Controller(上 冒頭写真)、接続はUSBとAC電源のみ。USBのOUTLETも備え、USB LEDライトを取り付けることもできるまさにライブ仕様。筐体の作りはしっかりとしており、持ち上げた感じは重みを感じる重厚な製品に仕上がっています。製造は、プロダクトにロゴもプリントされている中国のMiDiPLUS社が担当しているということ。
操作は経験のある方なら5分もあれば理解できる程、ユーザーフレンドリーな設計。上部はチャンネル・セレクトスイッチ、各種パラメーター表示のLCD,ロータリーエンコーダー。独立したSolo/Mute SWに100mmのストロークが確保されたフェーダーが続きます。フェーダー数は、16+1本。大きなTEMPOボタンはタップテンポ専用ナノもWAVES LV1らしいポイント。赤いMaster FaderのノブはLV1 mixer画面上で選択したパラメーターが操作可能な、Touch&Turn Knob。19Uラック幅で7Uのサイズとなるこちらの製品。ラックケースなどへの収まりも考えられています。
右側のボタンはレイヤ切り替えと各種必要な機能が備わっておりLV1専用に設計されたフィジカルコントローラーとしての完成度を見せます。価格は$1,200で、3月ごろ発売を予定しています。
こちらのカードはMidas M32コンソール、またはBehringer X32コンソールに装填可能なKlark Teknik社からのWaves SoundGridカード。すでに発売されている製品ではありますがSound Gridのソリューションとしての広がりを感じる製品です。
そして最後にプチ情報として、SuperRackがNative環境(*Wavesサーバーがなくて、ホストPCによるプロセッシングを利用して)でも利用することが可能になりました。
着実に進化を続けるeMotion LV1を中心とするソリューション。小中規模のPAシステムをご検討の際には、フィジカルフェーダーもしっかりとした製品が加ったので、ぜひとも選択肢の一つにしていただきたい製品です。
Wavesの新たなプラグインOVoxは、ボーカルに特化した製品。2基のシンセサイザーを組み合わせModアサインなども自由自在にサウンドメイクが楽しめます。
WAVESによるOrganic ReSynthesis®テクノロジーにより、モーフィング、ピッチチューニング、ハーモナイジング、ボコーダー、トークボックスといったエフェクトを複合させ、ボイスを強力に加工。
プラグイン、スタンドアローンどちらでも動作可能。現在、イントロ価格として$69で販売中。(通常価格147ドル)
製品ページ
https://www.waves.com/plugins/ovox-vocal-resynthesis#ovox-next-generation-voice-controlled-synth
Writer : Yosuke
WAVESメーカーページはこちら
https://www.waves.com/