ついに1010MUSICからの待望の新製品Bitbox MK2とBitbox Microが発売になりました!
新しいデュアルコアプロセッサーが搭載され初代Bitboxと比較して二倍の処理能力を誇ります。この処理能力によってサンプルパッド毎の24ポリフォニーや内蔵エフェクトなど強力な機能が実現されています。しかも将来的なアップデートによって何とシーケンサー機能も追加されるという圧倒的なポテンシャルを秘めた全く新しいBitboxなのです!(Bitbox MK2は将来的にSynthboxやFXboxとのOSスワップも可能になるとのこと。)
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仕様を見てみるとBitbox MK2とBitbox Microはサンプルパッドが16:8という違い以外はプロセッサー含めほとんど同等の機能を持ちますがハードウェア的に微妙な違いがあります。価格やサイズの違いと合間って絶妙な所を狙っているなという印象がありますので、是非ラックのスペースやご予算と自分のやりたい事とを照らし合わせて選んでみると良いと思います!
以下簡単な比較です。
(仕様は現時点で確認できるマニュアルから抜粋していますので変更になる可能性があります。写真のサイズ比は厳密なものではありません。)
アサイナブルOUTの数を見てみるとMK2が4個なのに対してMicroは6個あります。絶妙ですね。Microはサンプルパッド8つの分、アウトプットが多くてサウンドにバリエーションを持たせる事ができるという事でしょうか。
インプットを見てみると、MK2は専用の入力が多いのに対し、Microは全てのインプットが選択式です。
例えばGate入力を各サンプルパッドでフルに使いたい場合、MK2の場合は16のGateを受けた上でさらに4つのCV入力まで対応しますが、Microは8つを全てGateにするとCVやAudio、そしてCLOCKを受けることができなくなります。
またMK2には専用のCLOCK入力がありますが、Microには専用のものはありません。これは例えばMicroで外部クロックに同期させてループファイルを再生したい場合などには8つのインプットの一つをCLOCKに割かなくてはならないため、Gateで直接トリガーできるパッドが一つ減ることを意味します。ただし、パッド毎にMIDI CHを割り振れるのでMIDIでトリガーすることもできます。
MIDIの話を続けますとMicroだけがMIDI OUTを持っています。これは将来的にファームウェアアップデートでシーケンサー機能がついた時に威力を発揮することでしょう。
などなど細かい違いがありますが、どちらも本体のみでマルチサンプリングが出来たりと根本となる強力な機能は同じです。価格とサイズが何と言っても一番の迷いどころでしょうか。どうしても決められない時はどっちも行っちゃいましょう(笑)
デモ機が入荷次第レビューをアップしていきますのでご期待くださいね!
ちなみにフォーラムを読みますとBlackboxのプロセッサーよりも若干今回のMK2やMicroの方が性能が上のようですが、ほとんどの機能をBlackboxでも実現できると書かれてあります。すでにサウンドデザインの強い味方グラニュラーモードも使えるようになっています。
1010MUSICはファームウェアのアップデートが超頻繁に行われるので商品が届いたらまずは1010MUSICのサイトに登録してアップデートを!
ファームウェアはフォーラムにあります。