profile
2005年 : DTMの経験を活かしサウンドクリエイターとして活動する。
MIDIプログラム、アミューズメント楽曲やSEの作成、その他楽曲提供を行う。
2009年 : DTMスクールを株式会社スリープフリークスを設立。
「とにかくわかりやすく伝える」ことをモットーとし、現在まで700名を超えるDTMユーザーのレッスンを担当する。
2016年 : YoutubeチャンネルにてDTMノウハウの公開を開始、現在、28,000人を超えるチャンネル登録者数を獲得している。
infomation
弊社WEBサイトでは、DTM機材やDAWソフトの使い方から制作テクニックまで動画で幅広く解説しています。
「優秀な音楽クリエイター/人材育成に貢献し、日本の音楽業界を活性化させること」を理念とし、これからDTMを始めたいという初心者の方も安心して音楽制作ををスタートできることを目指しています。是非サイトへ遊びに来てください!!
web & SNS
DTMメディアサイト : http://sleepfreaks-dtm.com
DTMレッスンのご受講 : https://sleepfreaks.co.jp
Youtubeチャンネル : https://www.youtube.com/user/sleepfreaks
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ANALYSE
今までのMASCHINEシリーズとは異なるコンセプトで作成されており、インターフェースにも大きな違いがあります。
まず特徴的なのは64個のパッドマトリクスです。求めている作業内容に合わせて各パッドの役割を変えられるため、作業効率化やアイディア創出に貢献してくれます。
例えば、複数のフレーズパターンを64個のパッドに配置しておけば、それらを即座に把握しながら、リアルタイムで切り替えることができます。フレーズの組み合わせや楽曲の展開/構成を、非常に直感的に構築していけますし、ライブパフォーマンスでも重宝しそうですね。
そして、最も目を引くのがパッド下に配置されたスマートストリップではないでしょうか。この部分から各楽器のボリューム、パン、エフェクトなど主要パラメーターをコントロールできる他、ピッチやコードも割りてることができるため、ギターのコードストロークのような演奏もできてしまいます。シンセサウンドと組み合わせれば、斬新なフレーズを生み出すこともできそうです。
また、これらスマートストリップの動きをすぐにレコーディングしたり、オートメーションに記録できるワークフローの早さ。この点も素晴らしいと感じました。
FUSION

複数のキットを同時にステップレコーディングできるため、各キットの関係性を把握しながらフレーズ構築を行えます。この感覚はとても新鮮で、各キットカラーがマトリクス上を駆け抜けている様は見ているだけで楽しいです(笑)最近はまずビートからという場合が多いので、イメージを素早く形にしていく際に使用します。
また、MASCHINE JAMはMIDIモード切り替えを使用することで、MIDIコントローラーとして機能します。マトリクスやスマートストリップを活かし、DAW上のパラメーターをコントロールするという使い方に大きな可能性を感じました。特にスマートストリップのコントロールは独特で、値を瞬間的に飛ばすことができます。フィルターの設定を瞬時に変更するなど、通常のMIDIコントローラーでは表現しづらい操作を行う際に役立ちます。
SUGGESTION

スケール、アルペジエーター、スウィングなど様々な詳細設定を行う際、別ウィンドウが開き、その中からパラーメーター値を決めていきます。メインのウィンドウを邪魔することなく、調整ができるためとても合理的に感じましたが、このウィンドウを常に画面上に出しておく設定があると、他作業時でも特定パラメーター値を把握しやすくなり、更に操作性が向上すると思います。
Native Instruments
MASCHINE JAM
¥ 49,800 (本体価格:¥ 46,111)
64基のクリックマトリクスと8本のスマートストリップを備えた、直感的な表現を可能にした新しいスタイルの楽器
PLUS1 ACCESSORY
Native Instruments
MASCHINE MK2 (black)
メーカーの公式動画でも紹介されていましたが、制作時の役割を分担させるという使い方は非常にお勧めです。各デバイスで行っている作業が非常にシームレスに連携するため、楽曲のマスター制御をMASCHINE JAMで行い、サンプリングや素材スライス、ベロシティ入力が必要な場面で、このMASCHINE MK2を使用するという使い分けが容易です。MASCHINE JAMと2台並べるとサイズ感がピッタリで気分もアガりますね。
