profile
3歳よりバイオリンを始め、12歳でメソードのヨーロッパツアーに参加。各国の教会でアンサンブルを経験。
2001年ワタナベノブタカ氏のプロデュースでバンドデビュー。解散後、数年のブランクを経て、作曲家活動を開始する。CM、WEBコンテンツへ数多く楽曲を提供する一方でMax/MSPを用いて楽曲制作も得意とする。作風はポップで可愛らしいがどこか一癖あるような楽曲を得意としている。
2013年より、ヴォイスアーティスト、赤い日ル女とアンビエンスボーカルユニット、あうんを結成。8月に行われた赤坂ブリッツでのライブより、1stアルバム、ときはなつをリリース。ライブではPCを全く使わず、膨大なエフェクトペダルとギタードローンで、独特な世界観を作りだす。
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ANALYSE
今回初めて触らせて頂いた、Patchblocks。Kickstarterで資金募集をして作られたという機材なのですが、この小型の機体がユーザーがプログラミングする事によって、シンセサイザーにもなり、リズムマシーンにもなり、エフェクターにもなるという優れものでした!簡単にどんな音が出るのか、プリセットで聞いてみましょう!
特筆すべきは、プログラミングソフトで、特殊なプログラミング言語など、ある程度知っていると習得が早いですが、熟知していなくても扱うことができます。
オブジェクトと呼ばれる、ブロックをつなぎ合わせていく事で、シンセやエフェクターを作り、USBを介して、PCまたはMacから機体へと書き込むことで動作します。
チュートリアルも日本語にローカライズされたものがありますので、プログラミングを学びながら構築していく事ができますよ!
FUSION
ルックスはMaxに近いのですが、オブジェクトの数も少なく、入りやすいと思います。エミュレーターという、機体のアイコンが右上部のあるのですが、これで実機と同じように操作し、テストしながら作っていけます。
それぞれのオブジェクトをクリックすると、ヘルプウィンドウに役割などが表示されるので、参考にしながら、色々実験してみると、とんでもない音にたどり着けるかもしれません!先ほどの機体の中身を入れ替えてみました。黄色いブロックには、簡単に作ってみたビットクラッシュを入れています。
プログラム画面はこのような感じです。
実際の音です!
少し駆け足になってしまいますが、ビットクラッシュのパッチを作る動画を撮ってみました。
参考になればと思います。拙いしゃべりで申し訳ないですが、、、
さて、飛び道具的な印象ばかりではありません。個人的に驚いたのが、キックの音とシンセのエグさw、そして、先ほども登場した、ビットクラッシュなどの歪み系の使いやすさは、抜群でした。
そして、フィジカルな操作性も好きにカスタマイズできます。一つ一つのノブやボタンの動きも、回しきった時に、0から100なのか、それとも、0から、1.5までを細かく動かしていくのか、、そんな微妙な操作に割り当てることも出来ちゃいます。
もちろん、どんどんマニアックに、ディレイのディレイタイムをLFOでコントロールさせて、ノブを動かすとLFOの周波数が可変して行って、さらにトレモロも同期して、、、それを4個ぐらいつなげて、、、などw。
実際の機材では出来ないようなルーティンを、この小さな機体に入れることができるのは驚きです。。
SUGGESTION
多機能すぎて、とても1回では解説しきれないのですが、ぜひ1度遊んでみて欲しい機材です!まだまだ日本でも使っている人が少ないので、新しい音を発見するチャンスかもしれません。
というわけで、Patchbrocks。プログラミングは初めて、でも、ヘンテコな音を出したい!さらにシンセになったら嬉しい、リズムマシーンにもなったら尚嬉しい、あわよくばエフェクターになったら最高!という方、是非ですw。
Patchblocks
Patchblocksシリーズ
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