1月28日付け 日経新聞でAppleが新興国向けにiPhoneを今春に発売するとう記事が掲載されました。
情報筋では4インチほどのサイズでiPhone 5同等の性能になるのではないかと噂されているこのiPhone。iPhone 6sの売れ行きの不調からAppleが打ち出した策と新聞では伝えられていますが、音楽制作の目線で見てなかなか面白いことになると思います。
(2015年Q1実績でiPhoneはApple社の売上げ約70%を占めます。ソース元:TechCrunch Japan)
新興国で安く販売されるであろうこのiPhoneが手に入れば、携帯電話としてではなくMIDIコントローラーやソフト音源などの制作ツールとして使ってみたいと思いました。販売される国は限られるはずですが、諦めたくはないですね。
また人口が12.5億人のインド、13.5億人の中国、アフリカや南米各国。その一部の人にiPhoneが普及することによって音楽Appの需要も高まることでしょう。
(※インドと中国にもApple StoreがありiPhoneユーザーは存在しますが、この度の製品はこれまでのiPhoneが高価で変えなかった層へ向けた製品になります)
誰でも簡単に音楽制作を楽しめる音楽Appを使って、これまで隠れていた才能が世界に出てくる可能性がありますね。 (Garagebandは搭載されるのでしょうか?) もちろん需要と共に新しい音楽Appが生まれてくるチャンスも増します。…となると現地価格で手に入れやすいインターフェースなどアクセサリの需要もありますね。現地の電化メーカーのビジネスチャンスにもなるでしょう。
夢は尽きませんが、Worldwideに広がる「誰でも音楽制作」な環境が激増する予感。新しい才能に期待します。
Writer . Tomita