プラグインの進化は止まりません。入手困難なヴィンテージ機材をシミュレートしたものから、ソフトウェアでしか絶対に実現できない処理をするものまで様々なプラグインがあります。後者では特に近年目覚ましい躍進をし続けるiZotopeのインテリジェントなアシスタント機能は多くのソフトウェアにおけるインテリジェンス機能の多くが『初心者を支援する』位置付けだったのに対し、iZotope製品が持つ『インテリジェンス』は玄人が使う場合と初心者が扱う場合で姿を変え、それぞれにおいて最も効率的に働いてくれる懐の深さがあります。さぁ広大なプラグインの海から自分だけの一品を見つけよう!
私が初めて購入したプラグインといえば、これですMcDSPのCBですが、まずオススメできるポイントが操作性の良さが非常に素晴らしく、掛かり方の具合なども非常にわかりやすいのもいいです。
逆に使用しているユーザーに質問をしたいのですが、やはり一番最初に触ったコンプが思い入れと、使いやすさはよく感じるのは私だけでしょうか…?といえ、McDSPの操作性は昔からよく、初めての方でもパラメータの見易さはピカイチなんではないかと思いますけど。緑の感じががっつりかかるコンプというより、ちょっとジャキッとする感触もポイントです。是非に持っておきたいプラグインの1つです。

さて、ここで急にモデリングのコンプが登場ですが、Universal Audioの1176(実機)はやっぱり通すだけでも使用したいですよね。WavesのCLAはその実機をモデリングしてますが、プラグインでもわたし的にはソフトシンセをただ、打ち込むだけではなく、必ず後段に1176をインサートして、取り掛かっていますが、ドラムはLA-3Aでリダクションしてちょっとボリュームのレベルアップをして、作る際にテンションを上げるようにしています。
なので、ピアノ主体や、ギターでもテンション上げるためにちょっと音圧を上げたいにはこのCLAシリーズは本当に使い勝手もシンプルで、効果もわかりやすいので、オススメです。是非に全チャンネル通して使用してみて欲しいですね。


音楽制作者の殆どが何かしらWaves製品を使用しているという、20年以上の歴史を持つプラグイン・エフェクトの世界的リーディング・ディベロッパー”Waves”。
このPlatinumバンドルは楽曲制作からミックス、マスタリングまでカバーしていてプラグインの収録数は50以上!Renaissanceシリーズはアナログ独特のサチュレーションが得られて人気で、マキシマイザープラグイン殿堂入りのL1と最新L3を収録、アナログアウトボードのシミュレーションやギター用エフェクトと、これからDAWを始める方が最初に追加するプラグインとして超お勧めです!
今回紹介したのは、価格が現在すごい事になっているからです。通常価格¥259,200のところ、在庫限り特価(メール納品)の¥21,060で手に入ります。ゼロを1つ間違えているのかと最初は目を疑いましたが、このミラクルプライスでの販売ですので早いもの勝ちです!

「原音に何も手を加えていないかの様なナチュラル透明なエフェクト処理」ではなく、スタジオ名機のモデリングで積極的に音を加工して自分好みの音を作り込んで行く方向性です。リバーブは5種類ありそれぞれコンセプトは異なりますが「リバーブがかかりました」という存在感。
最近のハイファイ指向から比べると確かに数十年前の音ですが機材が作り出す「音の色」というものが感じられ、これはダンスミュージックと非常に相性が良いと思います!ディレイも個性的で、ディレイでいじり倒した音の心地良さや、ディレイで表現するシーケンスの美しさを再発見出来ます。
ハーモナイザーはアナログ的な音の温かさとサウンドエフェクト的に飛ばせるプリセットを大量収録。チャンネルストリップのEQはゲインが+-24dbあるので音色を強烈に変える事も可能で、積極的に音を加工したいアーティストにおすすめのパッケージです!!!

本バンドルに収録されているEQプラグイン「Pro-Q2」はブースト・カットのカーブをほぼ直角に設定出来る機能が話題になった、デジタル処理とアナログモデリングの両立した優れたEQです。その他4つのフィルター Volcano 2、One、Simplon、Microは音色作りとMIDI Learn機能が充実しているので、MIDIコントローラーにパラメーターをアサインしてフィルタープレイするも良いですし、オートメーションを書いてアレンジに動きを与える事が出来ます。
リミッターのPro-L2はリミッティング状況が巨大なグラフィックで分かりやすく、深くリミッティングしても音色変化の少ない現代的なリミッターです。このメーカーはユーザーインターフェースが独特で、それだけで他の人と違った作品が出来そうですね!