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Channel: Rock oN Company | DTM DAW 音響機器
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REON M-Systemリニューアル!国産超弩級シンセサイザー!

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皆様ごきげんいかがでしょうか。三連休開けのジャングル林です。
連休を開けてみるとなんと!渋谷店店頭のREON M-Systemがリニューアルされていました!その詳細をレポートしていきます!

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先ずこのREON M-Systemは分かる方はすぐに分かる通り1973年に発売されたモジュラーシンセサイザー「MOOG/model 15」を復刻したもので、REON荒川氏の悲願を形にしたモデルとなっています。model 15は国内ではシンセサイザーの先駆者冨田勲氏や、ステージ上でのプレイに大きな印象を残したYMO松武秀樹氏が使用し有名な「モーグモジュラー」をコンパクトにパッケージングしたものとなっています。

 

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今回リニューアルより搭載されたオリジナルの「965」アナログシーケンサーにより単体での自動演奏を可能としているのが一番の特徴となっています。 このシーケンサーは8ステップと現代のデジタル機器に慣れている人(特に私の様な若者など・・・)にとってはあまり驚きを感じないかもしれませんが、恐らく元となったであろう同じ8ステップの「960」は”箪笥”と呼ばれるコンソールタイプの中でさえ巨大で存在感を放っていたものですので非常にコンパクトになっているとも言えますね。見てわかる通りM-System向けに無駄な機能を省いており親しみやすい印象を受けます。また驚く事にバンク切り替えやピッチのクロマチック出力などより使いやすく改良されており、「965」の名は伊達じゃないと感じさせる完成度を誇っています。

 

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昨年復刻されたMOOGオリジナルのmodel 15は国内流通が無かったためにご用意は出来ませんでしたがSUB 37とどれぐらい違うのか?と気になってしまったので今回、簡易的に比較した動画を作成しました!

 

 

いかがでしたでしょうか? どちらも同じノコギリ波、24db/octのラダーフィルター、後半はレゾナンスを12時に設定し収録いたしましたが、機種も違えばパラメーターの設計も全く違うはずなので単純比較とは言えませんのでご留意ください。今回使用したものがモバイル用途の簡易的な収録機材であったために全貌を明かす程の比較とはなりませんがそれにしても尚迫力が違うのが感じられたと思います。M-Systemは音が太いというよりも大鑑の巨砲を連想するかの如く超弩級サウンドで、どんどんとピッチを下げていっても地響きが起こるほどハッキリ発音されていくのが印象的です。

 

動画では巨艦を写真で見るようなもの。実際にRock oN渋谷店にて実物をその目で、耳で感じてください。シンセコーナーにはサブウーファーがしっかり設置されているので地響きを体でも感じる事ができますよ!


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