Avid Conect 2018において、無償版となるSibelius Firstが登場。これによりエントリーユーザー向けのPro Tools First、Media Composer FirstとAvidの3つのソフトウェアのライセンスが整えられました。それに合わせてUltimateと呼ばれる製品が登場。製品ラインナップの名称が３つのアプリケーションで揃えられ、新しいパッケージデザインとして登場します。
名前が変更されただけ？となりがちなのですが、ユーザーにとってのメリットもしっかりとアピールされていました。その中でも会場から大きな拍手を持って迎えられたのがMedia ComposerのSubscriptionの月額が$20へと変更されるというもの。プロフェッショナル向けのアプリケーションが月$20というのは非常に戦略的な価格と感じます。プロジェクトの規模に応じて人数の増減の多いプロダクションなどには朗報となるのではないでしょうか？
Pro Tools Ultimateでは従来のHDの機能に加えCopmplete Plug-ins Bundleが追加され、更に多くのプラグインを利用することが可能となりました。更にMachine Controlも付属するようになるということです。
Media Composer UltimateはScript Sync / Phase Findを同梱とし従来のMedia Composerと同等以上の機能を提供します。
簡単にまとめると
- Pro Tools Ultimate = Pro Tools HD + Machine Control
- Pro Tools = Pro Tools
- Media Composer Ultimate = Media Composer + Symphony Option + Script Sync + Phrase Find
- Media Composer = Media Composer
Writer. Yosuke
http://www.avidblogs.com/avid-creative-tools/