60’s〜70’sのポップス黄金期、数々の名曲のプロダクションとレコーディングを行ったスタジオミュージシャングループ『THE WRECKING CREW』。彼らの活躍をたどる映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』が東京/横浜の映画館で上映中です(大阪は3月12日より)。
THE WRECKING CREWの名前を知らずとも彼らが携わった曲を聴いたことがない人はほとんどいないはず。
David Cassidy
Dean Martin
Elvis Presley
Frank Sinatra
Gary Lewis & The Playboys
Mamas and Papas
Simon and Garfunkel
Suicide is Painless
The Beach Boys
The Carpenters
The Venture
…etc
彼らがプロダクションしたアーティストのほんの一部を挙げただけでもこの面子です。THE WRECKING CREWがどれほど現代ポップスに影響を与えたグループなのかということがお分かりになると思います。
イントロダクション
ファンク・ブラザーズがモータウンの評判を不動なものにしたように、ウェスト・コースト・サウンドに多大な影響を与えたレッキング・クルー。1960年代から70年代にかけて、彼らが参加したアルバムが、6年連続でグラミー賞レコード・オブ・ザ・イヤーに輝く実績を持ちながらも、ほとんど名が知られることはなかったセッション・ミュージシャン集団にスポットライトをあてた長編ドキュメンタリー作品『レッキング・クルー』が遂に日本で公開される。
監督はレッキング・クルーの伝説的なギタリストの故トミー・テデスコの息子デニー・テデスコ。60年代の数々のナンバー1ヒット曲だけでなく、時代を飾る最高のサウンドを生み出したレッキング・クルーとレコーディングを共にしたのは、ナット・キング・コール、フランク・シナトラ、ナンシー・シナトラなどの重鎮に加えて、モンキーズ、バーズ、ビーチ・ボーイズなどに代表されるウェスト・コースト・サウンド最高峰のアーティスト達。未だに語り継がれる伝説のスタジオミュージシャン集団レッキング・クルーの全貌が遂に明らかになる。(※公式Webサイトより転載)
劇場
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 電話番号 |
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東京 | 新宿シネマカリテ | 2016年2月20日~ | 03-3352-5645 |
神奈川 | 横浜シネマリン | 2016年2月20日~ | 045-341-3180 |
大阪 | シネ・リーブル梅田 | 2016年3月12日~ 3月25日 |
06-6440-5930 |
音楽史の1ページ、人間ドラマとして観るのも良いと思いますが、当時のレコーディング風景やプロダクションワークフローなど学べるところも多いと思います。垂涎のビンテージ機材にニヤつくなんていうことも。音楽制作をに携わる人ならそういう視点か観るとさらに楽しめるのではないでしょうか。短期間の単館上映ですので思い立った時にすぐ観に行くことをおすすめします。
レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち公式Webサイト
http://wreckingcrewjapan.com/