Furmanが安定化電源の新製品として、M-8x AR JとM-8x ARを発売しました。
こちらの2製品ですが末尾に”J”がつく方が100V仕様で、つかないモデルが120V仕様です。それぞれの特徴を紹介します。
M-8x AR J
M-8x AR Jは電圧を100Vに安定化する機能に加え、電源をクリーンにし繋いだ機材を保護する機能を搭載しています。
日本の電圧は通常100VACですが、実際は電力消費の増減や様々な原因により、常に安定せずに上下しています。このような不安定な電源では、機器は十分な性能を発揮できません。
M-8x AR Jは出力電圧を100VACに安定させる機器です。特に音楽での使用を考慮した設計で、様々な場面でクリーンなAC電源を供給します。
仕様
M-8x AR Jの主な仕様は下記になります。
パワー・コンディショニング機能
電圧安定化:81 VAC 〜118 VACの電圧を100VAC(+/-2.5%)に安定化し、繋いだ機材本来の音や性能を引き出します。
サージ・フィルター装備
落雷などが原因で突発的に発生する高電圧から、オーディオ機器やコンピューターの様な繊細な機器を保護します。
RFI/EMI ノイズ・フィルター装備
RF(I 無線周波妨害)やEM(I電磁妨害)が原因のノイズを軽減し、映像のスノー・ノイズやコンピューターのデータ欠損を防ぎます。
異常電圧保護
電源電圧の異常な上下変動を感知すると停止し、繋いでいる機材がダメージを負わない様に保護します。
電流保護
過電流を検知すると電源を遮断し、接続している機材を保護します。
サーキット・ブレーカー
合計の使用容量が15 アンペアを越えると遮断器が働き電源が落ちます。ボタンを押し戻せばリセットできます。
M-8x AR
同時発売のM-8x ARは120Vに安定化する電源で、こちらは海外仕様の機材を接続する際に重宝しますね。
120Vに安定化する以外の基本仕様はJモデルとほぼ同じです。
なお価格はどちらも¥108,000です。