YAMAHAはとにかく大きいブースで見ごたえがありました!新製品は3種類です。
TFシリーズの新しいファームウェア公開
PA用デジタル・ミキサーTFシリーズの新しいファームウェアが紹介されてました。革新的な操作性を提供するTFシリーズですが、ヤマハの伝統に従ってEQやダイナミクスが一画面で操作可能になりました。
各チャンネルの主な音作りをひとつの画面でできるようになったのは効率的ですね!
DXR MK2シリーズ
続いては新型SR用スピーカーのDXR MK2シリーズが展示されてました。DXR mkIIシリーズはDXRシリーズをさらに軽量かつパワフルでハイクオリティなシステムへとアップグレードしたラインナップです。
「高音質」「高音圧」「高信頼性」「高汎用性」を兼ね備えたクラス最高のパフォーマンスを発揮すべく、新たに大口径1.75インチボイスコイル搭載のHF(高域)スピーカーユニットを採用し最適な音響調整を施すことで、より高品位でクリアな高域再生とより強力な音圧レベルを追求しました。
従来モデル比で最大音圧レベルが1~2dB SPL向上し、クラス最大級の音圧レベルを実現。さらに音響調整では業務用スピーカーシステムの製造・販売を行う100%子会社のNEXO(ネキソ)社と協業し、優れた音響特性を獲得しました。
こちらは2019年6月発売予定です。
RIVAGEの新しいファームウェア公開
3つめはRIVAGEシリーズの新しいファームウェアが公開されました。新プラグインとして、CEDARライクなノイズ・リダクション・プラグイン「DaNSe」が追加されました。
これはインテリジェントなラーン機能によって、自動的にノイズの周波数特性を解析し簡単にノイズを除去できるのが特徴です。これによってスピーチやミュージカルなどでの音声明瞭度を高めることができます。
またルーティングの自由度も大きく向上しました。新たに追加した「MixToInput」を使えば、MIX/MATRIXバスからインプットチャンネルに信号を戻してのステムミックスを用いた多層的なミキシングなどが可能となります。
このほかチャンネルコピーのパラメーター粒度改善、ポートネーム機能、RTAのレベルオフセットによる表示改善など、使い勝手を向上させる多くの改善を行っております。
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