DOEPFERブースでは新しいSLIM LINEの4,6HPシリーズと10HPのA-111-6 Miniature Synthesizerが展示されていました。ユーザーからの要望が多かったので開発したとのことで4HPシリーズの中身は既存モジュールと同じです。近年は高機能なコンパクトモジュールが多く、もちろん物にもよりますが大きなモジュールはやや敬遠される傾向にありますからね。ユーザーのフィードバックをすぐ形にするDOEPFERにリスペクトです。

そしてA-111-6 Miniature Synthesizeという型番はそうです。あの世界的大ヒットセミモジュラーシンセ「Dark Energy」のベースになったA-111-5の後継です!!10HPのサイズに完全なシンセボイスが収まった、まさにミニチュアシンセサイザー。Dark Energyヒット後にA111-5の再生産を望む声が多かったそうですが、A111-5は24HPでそれでもミニシンセと謳われていましたが、半分以下のサイズに絞られての登場には皆驚いていることでしょう。
また、SUPERBOOTH19会場にて創設社のDieter Doepfer氏にロングインタビューを行いました。ユーロラック誕生にまつわる目からウロコのインタビュー内容は近日公開予定です。お楽しみに!

Writer:ACID渋谷
DOEPFER
http://www.doepfer.de/home_e.htm