Critter & Guitariからパッチによって多彩なシンセやエフェクト、サンプラーなどに変身できるミュージック・コンピューター「Organelle M」が発売しました。
このOrganelle Mは2016年に発売された「Organelle」に代わるもので、内蔵スピーカーとマイクロホン、MIDI端子の追加に加えバッテリー駆動にも対応、ほかにもOrganelleより高速なプロセッサ、2倍のRAM、そして優れたパッチ管理機能なども追加されています。
パッチによって多彩なシンセやエフェクト、サンプラーなどに変身できますので、新しいサウンドを探究したり、新しい音楽の作り方を試すことができます!
概要
Organelle Mには一般的なデフォルトパッチのセットが予めプリインストールされており、追加のパッチはUSBドライブからロードできます。
ウェブ上に増え続けるコミュニティから無限のパッチをダウンロードして、それらをUSBドライブに転送し、それをOrganelle Mに再挿入してプレイするだけです。
パッチはもちろん自分で作成できますし、デバイス上から直接作成、または編集することもできます。キーボード、マウス、モニターをOrganelle Mに接続してコンピュータ音楽のためのビジュアル・プログラミング環境「Pure Data*」で作成されたパッチを実行可能です。
またOrganelle Mはコミュニティの交流を念頭に置いて構築されていて、パッチを作成したり、既存のパッチをモディファイしてコミュニティで共有することができます。
システム全体がオープンソース・ソフトウェアとなっており、あらゆるレベルでカスタマイズが可能となるようデザインされています。
無限のシンセサウンドを指先から!
Organelle Mは想像できるあらゆる種類のサウンド合成を実行することができます。プリインストールまたはユーザーが共有するパッチリストには、加算/減算合成方式のシンセシス、古典的なウェーブテーブルサウンド、グラニュラー、フィジカルモデリング、ADSRエンベロープスタイル、FMシンセなどあらゆるシンセサイザーが用意されています。
エフェクトプロセッサーも!
またOrganelle Mはサウンド・プロセッシングとサンプリングのための素晴らしい能力を持っていて、「ステレオ・サウンド入力」を利用した多くのパッチが開発されています。つまりOrganelle Mをギター用のペダルスタイルのエフェクターとしても利用でき、グラニュラー/グリッチ、スペクトルなエフェクトをあらゆる入力音源に適応する事もできます!
またサンプルを内蔵マイクやライン入力端子から録音して、さまざまな方法で加工することも可能です。全く新しいサウンドを構築するためにリサンプリングやグラニュラー、アルペジオなど様々なクリエイティブな手法が用意されています。
ユニークなビートをクリエイト
さらにOrganelle Mはキーボードでリズムを叩いたり、パッチにビートを発生させたりしてを優れたビートマシンとして利用でき、サンプルをリアルタイムに演奏するのにも最適です。どんな場合にも様々なテンポにマッチするたくさんのパッチがあります。ポリリズム、ビートジャグリング、生成的リズム、サンプルの録音とリズムのマニュピレーション、またはちょっと風変わりな小さなシーケンスといった多彩なリズムパターンやビートが利用可能です!
遊び心と直感的なコントロールを強力で柔軟なサウンドエンジンと結合したOrganelle Mは、音楽の可能性と演奏する楽しさを追求してみてはいかがでしょうか?
ORGANELLE M (日本代理店ページ)
https://umbrella-company.jp/critter&guitari_organelle-m.html