渋谷店から注目のBIG DESKは、Rock oNが注目する先端テクノロジーを展示する「TECH INNOVETION」。今週はDiGiGridネットワークオーディオとSoundGridサーバーをご紹介します。
DiGiGrid DESK TOPシリーズ
店頭に展示しているDiGiGrid DESKTOPシリーズは「D」「M」「S」「Q」の4製品。スイッチャー(ハブ)となるSを中心にそれぞれにEtherケーブル1本で接続。SはPoE(Power over Ethernet)機能を搭載しているため、末端のオーディオI/O達は電源ケーブルが必要ありません。だからこんなにスッキリ。
DiGiGrid DESKTOPシリーズはDiGiCo譲りのハイエンドなサウンドを持ったオーディオI/Oとしてスマートにホームスタジオで使うこともできますが、Etherケーブル1本で繋ぎ128ch分のオーディオ伝送が可能なネットワークオーディオのメリットは、中〜大規模のスタジオでの運用で活きてきます。例えばコントロールルームとRECブースを繋いでモニターやキューボックスとして使ったりしてみてはいかがでしょうか。
そしてDiGiGrid製品を使う大きなメリットがもう一つ。それはSoundGridサーバーがコネクトできるということです。
SoundGridサーバー
SoundGrid Impact Serverは、 WavesやSonnox、Flux: ほか SoundGridに対応したプラグインをホストコンピューターのCPUに代わってプロセッシングするプラグイン・サーバーです。つまりこれさえあればSoundGrid Impact Serverの処理能力の範囲内でCPUに負荷を与えずこれまで以上の数のプラグインを使うことができるのです。
SoundGrid Impact ServerはWaves C4 Multiband Compressorを200個以上リアルタイムで動作します。そのレイテンシーはわずか0.8ms!
これまで以上の数のプラグインが使えたら作品作りはどれほど可能性が広がるでしょう。ぜひそのパワーを渋谷店のここTECH INNOVETIONでお試しください!