これまで極上のトーンを奏でるアンプシミュレーターソフトBIASをリリースしていたPositive Gridから、今度は本物のアンプが登場。BIAS HeadとラックバージョンBIAS RACK、それぞれにパワーアンプあり/なしモデルがあり、合計4ラインナップでのデビューです。
BIAS iAppと同等の多機能性
BIAS HeadのサウンドエンジンはPCソフト/iAppのBIASと同等機能。ギターアンプのモデリングはもちろん、それをソフトウェア内でアンプの中をパーツ単位でカスタマイズできたり、実機のアンプのトーンをキャプチャーして再現することも可能。
多機能だが、エフェクターは搭載しない
アンプシミュレーターを基調としたデジタルギターアンプは他者からもいくつかリリースされていますが、その中でBIAS Headのライバル機となる製品と大きく異なる点。それは、あえてエフェクターを搭載していないことです。
仮想のパーツ単位でエフェクトをカスタムできるBIAS Pedalなど優秀なエフェクトアプリも持つPositive Gridですが、BIAS Headはギタリストが直感的に狙ったサウンドへ到達できるように、機能を「アンプ」に特化させています。そのおかげで本体パネルには液晶ディスプレイや階層を探るボタンがありません。ギタリストがいつものようにアナログのギターアンプを使うかのごとく、BIAS Headもいくつかのつまみを回すだけでいいのです。
ニアゼロレイテンシー
BIAS HeadがiAppのBIASと大きく違うのはレイテンシーの大きさ。BIAS HeadはDSPを搭載し、アナログライクな素早い音の反応を返します。PCやiAppではどうしても越えられなかった、本物のアンプに近い瞬発力があります。
全機能をiPadでコントロールできる
BIAS HeadはBluetoothワイヤレスによってiPadと同期。BIAS iAppでコントロールすることができます。BIAS Headのつまみを回すと、対応するiPad内のつまみもリアルタイムに動くなど、あくまで直感的にサウンドメイクができます。(逆にiPadを動かしてもHeadのつまみは動きません)
使い方としては、ライブのリハ時にステージ下に降りてギターを弾きながらサウンドメイクをしたり、より深くアンプをカスタムしたりするなど、可能性が秘められています。
ラインナップ
MAX 600Wアンプ搭載モデル
※HeadとRackは、機能的に同じです。お使いのシーンや設置スタイルによってお選びください。パワーアンプ非搭載のプリアンプのみモデル
※Head DSPとRack Processorは、機能的に同じです。お使いのシーンや設置スタイルによってお選びください。渋谷店でがっつり弾ける!
渋谷店でBIAS Headをお試しいただけます。ライン出力でオーディオI/Fにつないで、レコーディング環境を想定したセッティングから、実際にギターキャビにつないで鳴らすことも可能。BIAS Headの魅力の全てを味わってください!
なんと、BIAS Headの魅力をよりわかってほしい、との理由でPositive Grid本国スタッフ2名が渋谷店に来店。
右:Robert McCullar 氏 ( VP Global Sales )
左:Jon Chang 氏 (Sales and Marketing )
プロギタリストでもあるJon Changの演奏でサウンドを堪能した後は、スタッフが寄ってたかっての演奏大会。どんなジャンルでもマッチする変幻自在のトーンに、ギターサウンドの新しい可能性を感じました。